イギリス

グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群

グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群
イギリス世界文化遺産(1986年登録)

 

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グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群

ウェールズにあるグウィネズ地方に分布する世界遺産で、4つの城からなります。ウェールズはかつてはイングランドとは別の国であり、ケルト民族の地でした。

 

ビューマリス城はビューマリスにあります。
コンウィ城はコンウィに、カーナヴォン城はウェールズ北部のセイオント河の河口の城、ハーレック城はハーレフにあります。

 

4つのお城はいずれも13世紀にエドワード1世によって建てられました。
四つのお城はすべて、要塞としての機能があります。設計はすべて石工の棟梁マスタージェイムズの手によるものです。

 

すべてのお城をめぐるツアーは見つかりませんでしたが、日本から行く場合はヒースロー空港から地下鉄を使いバンガー駅で降りて、カーナヴォン城にバスで向かうか、ロンドンから列車で2時間程です。

 

カーナヴォン城


天空の城ラピュタのモデルにコンウィ城とともになっています。

 

またカーナヴォン城は英国皇太子がプリンスオブウェールズの称号を受ける場所として知られています。
1284年に建てられました。

 

エドワード1世はウェールズを支配するため、この地のプリンスオブウェールズの領地に攻めこみました。2度の戦いを経て勝利しました。そしてウェールズを囲む要塞城を築きました。アイアンリングと呼ばれています。築いた城は17でそのうち4つが、世界遺産に登録されました。

 

ピューリマス城

アングルシー島にあるお城です。1295年にエドワード1世によって築城を開始しましたが資金不足により1320年に未完でした。4角形と六角形の美しい二重環状城壁です。ピューリマスはノルマンディー語で美しい湿地という意味です。

 
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コンウィ城


エドワード1世により1283年に完成された城です。入場料は6.75ポンド。岩山を利用して作られた。8つの円筒に囲まれた二階が礼拝度堂になっています。城壁は比較的保存状態がよく、四年半で作り上げたとは思えないほどの強固な造りです。エドワード1世は近隣の国としばしば戦さをしてきた王様です。コンウィ城も、天空の城ラピュタのモデルになったお城です。

 

ハーレック城


200フィートの山の上に立っています。築城当時は西側が海で北側は大きな岩が防御していました。ウェールズの王様の城が落城したあとで築城されましたが、再び1401年に、落城、イングランド側が取り返したが1409年にまた落城、イングランドで唯一のランカスター側の城になりました。1468年にはまた落城。戦に彩られた歴史的な城です。

 

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訪れたいシーズンと料金】

ロンドン市内のホテル発着のツアーがあります。日帰りから一泊で2万から6万円まで、様々なバスツアーがあります。4つの世界遺産のお城すべてが回れるツアーはまだ見つかりませんが、2つ、3つは含まれています。ツアーにはそのほかに、付近の街を散策したり、お城に宿泊するツアーがあります。
シーズンは寒い冬は避けたいところですね。

 

プラス@の楽しみ方

ウェールズには遺跡が数多くあります。お城だけで400もあり、アーサー王ゆかりの名所もたくさんあります。3つの国立公園と5つの特別自然美感地域があります。ロンドンから鉄道にて2時間程度で、首都カーデフまで行けます。

 

北ウェールズのデンピー地区、カーナヴォン城の近くにボドエルザイン城があります。このお城、幽霊が出る事で知られています。ホテルになっていますので、興味ある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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