ノルウェー

一生に一度は見たい絶景!西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド / Norway World Natural Heritage Site “Fjord”

ダイナミックなフィヨルドの絶景がノルウェーの魅力です。四大フィヨルドがあり、そのうちガイランゲルフィヨルドネーロイフィヨルドが、世界自然遺産に登録されています。今回は、ノルウェーが誇る世界自然遺産「西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド」をご紹介します。

 

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西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドとは?


出典:pixabay
ノルウェーの西海岸には、フィヨルドの典型と称される景観が広がっています。長さ60kmのガイランゲルフィヨルドと長さ100kmネーロイフィヨルドは、世界で最も長く深く、地球上で最も美しくダイナミックなスケールのフィヨルドとして、ノルウェー初の世界自然遺産に登録されました。現在も、ノルウェーの秘境として、世界中から多くの観光客が訪れています。

 

『西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド』は、2005年にノルウェーの世界自然遺産に登録されました。登録基準は、自然遺産(ⅰ)(ⅶ) (ⅷ)です。

 

フィヨルドってどんなもの?


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フィヨルドとは?

ノルウェー語で、フィヨルドは「入り江」という、意味を持っています。氷河期にあった氷河が移動(後退)し、削られた谷底がUやV字型になりました。そこへ海水が入り込んで形成されたのが、「フィヨルド(入り江)」です。
この氷河の浸食作用によってできたフィヨルドの両側は、切り立った断崖となっていることが多く、複雑な入り江を形成しています。ノルウェーの他にも、ニュージーランドやアラスカ、チリでも見ることができます。
似ているものとしては、日本の三陸海岸などで見られるリアス式海岸です。リアス式海岸は、山地や河谷の沈んだところに海水が入り込んで創られています。

 

ノルウェーのフィヨルドの成り立ち


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フィヨルドの始まり、遥か太古の氷河期です。このころのノルウェーには、厚さ1000~3000mの氷河が覆っていたといわれています。この氷河が後退し谷底が削られ、その両側には岩が切り立つ深いU字型の谷ができました。後退の時にできた石や砂が海側に堆積し、現在のような海側が浅く陸側が深い入り江ができ上がりました。

 


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しかし、その土地の地形や地質によってフィヨルドの表情もさまざまで、同じ西海岸にあるも、岩山の厳たる表情を魅せるフィヨルドや柔らかく女性的な表情を魅せるフィヨルドなど、色々な表情を見せてくれます。

 


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ノルウェーのフィヨルドは、一部を除き凍ることのない穏やかな海で、天然の良港としてのイメージが強い地です。昔はヴァイキングの基地となっていたころもあります。

 

ノルウェーの四大フィヨルド


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ノルウェーの西海岸は、4つの大きなフィヨルドで形成されており、別名「フィヨルド地方」と呼ばれています。

 


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四大フィヨルドには、世界遺産の「ソグネフィヨルド(Sognefjord)」(ソグネフィヨルドの最深部がネーロイフィヨルド)と「ガイランゲルフィヨルド(Geirangerfjord)」の他に、最も女性的な美しさを持つ「ハダンゲルフィヨルド(Hardangerfjord)」や、演説台と呼ばれるプレーケストーレンでスリリング体験ができる「リーセフィヨルド(Lysefjord)」があります。

 


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ここに訪れる人は、雄大に広がるフィヨルドをバスや鉄道やフェリーを利用して満喫しています。一般的に、ソグネとハダルゲルは、周遊チケットがあるので観光しやすいです。ガイランゲルとリーセは周遊チケットがないので、各交通機関のチケットを買って訪れるようになります。

 


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時間がある方は、オスロやベルゲンから出発し四大フィヨルドを8日間で巡る、周遊観光ツアーへの参加を検討してみてはいかがでしょう。フィヨルドのホテルに泊まれるツアーに参加するのもおすすめです。

 

アクセス

ガイランゲルフィヨルド
オスロからドンボース経由でオンダルスネスへ列車で約5時間半。ここからはバスでガイランゲルへ約3時間です。

 

ネーロイフィヨルド
ベルゲンからヴォスを経由してミュールダールまで、列車の所要時間約1時間50分~2時間30分。ミュールダールからフロムまで約1時間です。

 

ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドのみどころ

ガイランゲルフィヨルド


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「ガイランゲルに牧師はいらない。フィヨルドが神の言葉を語るから」と、言わしめ神をも魅了する美しいフィヨルドです。海岸線から約120km奥地にあり、秘境ともいうべき美しい風景が広がっています。観光シーズンは、5~9月。所要時間は7~10時間です。オスロから日帰り旅行は難しいので、ぜひ、ガイランゲルに宿を取り、時間の流れと共に表情を変えるフィヨルドを、心ゆくまで満喫してはいかがでしょう。

 

ここで見られる絶景は、険しい岩肌と鏡面となったコバルトブルーの海に映り込んだ風景です。この美しい景色は「フィヨルドの真珠」と称されています。多彩な楽しみ方ができるのも、ガイランゲルフィヨルドの魅力です。

 


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「ゴールデンルート」と称される、オンダルスネスからフェリー乗り場があるガイランゲル村までの山道の観光です。断崖絶壁の山道のハイライトは、日光のいろは坂もより急こう配のジグザグ道が続く「魔物の山道」。両隣に次々と現れる滝の絶景を、車窓から望めます。

 


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その後、バスからフェリーに乗り換え進む16kmのフィヨルドは神秘の世界。花嫁のベールと称される滝や七人姉妹の滝、その対岸にある、七人姉妹に振られた男滝の「求婚の滝」は、大人気のスポットです。300m近い滝が次々と現れるクルーズでの観光は、素晴らしいフィヨルドを間近に見られ感動もひとしおです。

 


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また、ガイランゲルから約2kmに位置する地には、フリーダールスユーエ展望台があります。この展望台は、ガイランゲルにお忍びでよく訪れるノルウェーのソニア王妃が、2003年に寄贈したものです。ぜひ、訪れてインスタ映えの写真を撮ってはいかがでしょう。

 

ネーロイフィヨルド


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入り江の全長約205km、深層部の推進1380mと世界最大級のスケールの大きなフィヨルドを誇るソグネフィヨルド。ノルウェー西海岸のフィヨルド群の代名詞的な存在とされています。最も人気の観光地で、ここだけは冬場の観光も可能です。

 


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ソグネフィヨルドの最深部にあるのが、世界遺産に登録されるネーロイフィヨルドです。ここには高さ200m級の断崖が連なっており、フェリーから見る無数の滝が直接落下する迫力ある風景は一生に一度は見たいもの。

 


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ここに来る途中のグドヴァンゲンからヴォスの間にある、スタルハイム付近の渓谷風景は、言葉を失うほど。垂直に切り立つ断崖から幾筋もの滝が、落ち込む絶景は日本ではお目にかかれません。美しく狭い海と両横にそそり立つ断崖のコラボは壮観ですよ。一番狭い場所は、250mです。ぜひ、陸からも海上からも、この絶景を眺めてみてはいかがでしょう。

 

まとめ

ノルウェーのフィヨルドへの観光は、7~8月がハイシーズンです。5月下旬ごろから花々が咲き、9月頃は観光客も落ち着きゆっくりとフィヨルドの絶景を楽しめます。
持ち物では、サングラスや双眼鏡があったら便利です。雨がよく降るので、レインコートもあった方がベスト。地球の悠久の歴史と神秘に満ちたフィヨルドの絶景を見に出かけてみませんか?

 

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タイトル画像出典:pixabay

 

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