世界の歴史・文化

日本の常識は通用しない!世界の変わった法律10選

せっかく楽しい海外旅行なのに、おこられたら面白くありませんよね。日本では、気にならないことが、海外ではタブーだったってこともよく聞きます。法律を破ったら逮捕されちゃうこともあるので、ちょっとだけ勉強しておくと安心かも。今回は、日本人には考えられない世界の法律をご紹介します。

 

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ガム(シンガポール)


日本人って結構ガムって好きですよね。でも、シンガポールに行ったら注意してください。ガムを持ち込んでも、法律違反です。かつて、ドアノブやエレベーターのボタンなど、ガムを張り付けるという悪戯が長い間続いたため、ガム禁止という法律ができました。

 

シンガポールでは、ガムは食べたら罰金です。もちろんポイ捨てなんてもっての他です。ガムを持ち込むと、最高2年間の懲役といわれています。口臭対策に絶対に必要と考えている方は、歯ブラシセットを持ち歩いてくださいね。台湾の地下鉄では、ガムはもちろん飲食禁止です。

 

シンガポールは、唾を吐いたり、たばこやキャンディーの包み紙などをポイ捨てしたら、2万円くらいの罰金。ペットボトルなど、大きなごみを捨てたら裁判所に呼び出されて、清掃の罰を課せられることもあります。気を付けましょう。

 

地下鉄で居眠り禁止(アメリカ・ドバイ)


2016年2月にアメリカのNYでは、地下鉄で居眠りが禁止されました。「すり行為や性的被害などの犯罪抑止のためだ」と、いわれています。観光などで、疲れてつい居眠りしたら、警察官に起こされることもあります。注意してくださいね。

 

ドバイのメトロは、色々規則があります。降りる駅からかなり寝過ごしたり、終点についても目覚めないなど、起きられないほど熟睡して眠り込んだ人には、9,000円くらいの罰金が科せられます。また、アルコールの持ち込みなども罰金の対象となるので、海外旅行で公共機関を利用される場合は注意しましょう。

 

歩行中の携帯メール禁止(アメリカ)


携帯電話の普及によるトラブル増加で、新しい法律ができたのがアメリカのニュージャージー州のフォートリーです。携帯電話でメールをしながら歩く人が、交通事故に巻き込まれ死亡するケースが増えたとのことで禁止されました。死にたくなければ、携帯メールはするなということですね。海外で、携帯を借りられる方も多いと思いますが、違法になる場所があることを覚えておきましょう。

 

腰パンツ禁止(アメリカ)


腰パンは、アーカンサス州やジョージア州など、数ヶ所で禁止されています。特にファッションの町NYでは、ダサい服を着た男性は外出禁止です。ファッションセンスの良し悪しの決め方は明確にはされていませんが、捕まってしまったら、16,000円もの罰金が科せられます。

 

日本でも、トレンディなスタイルではなくなっている腰パンですが、いらないお金を払いたくない方は、海外旅行では腰パンはしないように注意してくださいね。あくまでも街のイメージを守りたいNYの主張です。ファッションの町NYの景観を損なわない格好で観光してください!

 

食べ歩き禁止(イタリア)


女子旅でどうしてもやってみたいのが、『ローマの休日』オードリ・ヘップバーンの体験。でも、ローマ歴史地区やフィレンツェでは、食べ歩きが禁止されているので、アン王女のように、スペイン広場にある階段を、ジェラートを食べながら降りたら違法です。法律に阻まれて夢を現実にすることはできません。

 

ジェラートはもちろん、飲食自体が禁止なので注意してくださいね。罰金の額は結構高く約7万円くらいです。ジェラートを食べたい方は、イートインスペースのあるジェラート屋さんでスペイン階段を見ながら食べましょう。

 
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枕が凶器!(ドイツ)


寝心地のよい枕で眠りたいからと、ドイツに枕を持ち込んだらアウトです。ドイツでは、枕は武器とされているので、テロリストとされてしまいます。日本人には理解できない法律ですが、ドイツでは違法行為です。

 

ドイツ製の枕が通販で売られているのになぜ?と思われる方も、お気に入りの枕でないと寝られない方も、睡眠薬などを適度に利用して乗り切りましょう。

 

横断歩道以外で道を渡ったらダメ!(アメリカ)


日本人の中には、横断歩道以外のところを渡っちゃったっていう方もいるでしょう。でも、アメリカの人気観光地ハワイでは違法です。横断歩道以外のところでは約15,000円の罰金となります。

 

他にも、信号が点滅しているときや、スマートフォンやデジカメなど、電子機器を操作しながら横断歩道を渡ることも禁止されました。交通事故に遭わないための法律です。守りましょう。

 

ハワイでは、景観を損なわないために、洗濯物をベランダに干すことも違法です。水着やタオルなど日本では平気で干してしまいますが、気を付けましょう。

 

18時以降のおならは違法(アメリカ)


「木曜の午後6時過ぎに、公共の場でおならをしてはいけない」という法律があるのがアメリカフロリダ州です。くだらない法律ですが、禁止されています。フロリダ州には他にもユニークな法律があるので、調べてみてはいかがでしょう。

 

公共の場で酔っぱらい禁止(オーストラリア)


オーストラリアでは、公共の場で酔っぱらうことは違法となっています。泥酔するなんてもっての他、大声で喚いたり喧嘩をすることなんて絶対にあってはなりません。堅苦しいですが、法律として成立していたら、嬉しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

明らかに酔っぱらったときは、お店の人にお酒の提供を止める義務も課せられているようです。
やけ酒は、オーストラリアではできませんので、あしからず。

 

飲酒運転を発見されたドライバーが死刑になる国もあります。
エルサルバドルです。ご注意を。

 

しかめっ面は法律違反(イタリア)


イタリアミラノでは、しかめっ面は法律違反です。お葬式と病院でのお見舞い以外は、笑顔でいなければならないという法律があります。陽気なお国柄ですが、この法律はちょっときついような気がします。でも、せっかくの海外旅行。観光でいる間だけでも、笑顔で過ごしてみませんか?

 

まとめ

世界には、おかしな法律がたくさんあります。今回ご紹介したのは、海外旅行者に関係がありそうなものを選んでみました。お国によって考え方や環境が違うので、「郷に入っては郷に従え」の精神で、その国の法律を逆に楽しむだけの余裕を持った旅行を満喫しましょう。

 

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