フランスのパラス(宮殿)ホテルや公共の施設など、世界各国には現在も現役の歴史的建築物はたくさんありますよね!海外だけでなく、日本にも活躍中の歴史的建造物がたくさんあるんですよ!レトロだけど新鮮な輝きを放つ、現在活躍中の歴史的建造物をご紹介します。
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もくじ
王道観光に飽きたら、歴史的建築物観光はいかが?
観光地だけを巡る旅に飽きた方には、リノベーションされた歴史的建造物を見に行くのも面白いと思いませんか?現代風のデザインに造りかえられ新しく生まれ変わった歴史的建造物観光は、奥深いものだと思います。
歴史的建造物を見て、ここで起こった歴史を連想しながら過ごすのも乙なもの。それでは、筆者おすすめの「日本にもある!!レトロだけど新鮮な輝きを放つ歴史建築物!」をご紹介したいと思います。ぜひ、お出かけの参考にしてくださいね!
1.No1はやっぱりここ!「東京駅丸の内駅舎」
東京のシンボル的存在の東京駅は、東京の100年の歴史を今に語る場所といっても過言ではないでしょう。平成の復元工事も終わり、東京の玄関口として威風堂々たる姿を醸しています。
赤レンガの美しい外観はもちろん、待ち合わせ場所の銀の鈴広場や、動輪の広場は見ておきたいスポットです。東京ステーションギャラリーは、コンテンポラリーな外観とはがらりと変わり、内部はレトロな雰囲気が漂っています。
5、6番線には開業時当時のホームの支柱がありますよ。更に歴史好きの方は、原首相や浜口首相が襲われた歴史的な場所もチェックしてはいかがでしょう。また、ちょっと面白い情報としては、平成24年に設置された駅舎の郵便ポストには、駅舎のドームがかぶせられていますよ。ぜひ、萌える写真を!
2.太閤秀吉もびっくり?!ミライザ大阪城
大坂城内に鎮座する、ヨーロッパの中世のお城のような歴史的建造物です。レンガ造りの風格ある洋風のこの建物は、かつて旧陸軍庁舎でした。館内は、赤い絨毯が敷かれ、美しいステンドグラスも設置されています。展示室には大坂城の歴史や、見どころの紹介もされています。
屋上からは大坂城を眺めることができ、夜はライトアップされる大坂城を見ながらまったりとした時間を過ごすなど、他ではなかなかできない体験ができちゃいますよ!もちろん、忍者ショップなどのお土産物屋さんもあります。
3.異国情緒たっぷり!金森赤レンガ倉庫
函館湾に向かって切妻屋根をのせた赤レンガ造りの倉庫がテンポよく並ぶ、ウォーターフロントの景観がステキなスポットです。倉庫のある函館西部地区は、江戸時代から港町の玄関口として賑わっていた場所で、現在は商業施設となっています。
一押しは、明治42年の建設当時のままの天井とヒノキ柱が使われている「函館ヒストリープラザ」。ここには、函館初のビヤホールも移築されています。サッポロビール直送の樽生ビールも味わえます。
また、夕暮れ時からライトアップされる頃までは、穏やかな雰囲気が漂っています。現在も商業施設の一角には昔のまま倉庫として、活躍している場所もあります。時々フォークリフトが通るので、注意して散策してくださいね!
4.夢広がる洋館!萬翠荘(旧久松家別邸)
松山市にある、ヨーロッパの森の洋館という雰囲気を醸す純フランス風の洋館です。この館には、西洋館にしては珍しく左右非対称なのが特徴で、本場の西洋建築に負けない水準に達しているとか。
青空に映える鱗瓦の屋根と銅板の青緑が美しく、内部には木内真太郎氏作の鮮やかな帆船が描かれたステンドグラスも見る価値ありです。また、この館を建てた旧松山藩主の子孫「久松 定謨(ひさまつさだこと)伯爵」の家紋「梅林」と鳳凰をモチーフに造られた玄関扉も見もの!
5.ネオ・バロック様式の王道?旧名古屋控訴院
大正ロマン溢れる外観と対照的に、数ある事件の裁判を解決してきた旧名古屋控訴院。戦前に建てられた8ヶ所の控訴院の内、現存する最古の建物です。設計者は司法所技士の金刺盛太郎で、約5年の歳月をかけて大正11(1922)年に完成しています。
赤レンガに白い花崗岩、銅板の緑と黒のスレートの色彩バランスも絶妙です。正面中央のドーム部分は、高さが28mもあり迫力満点です。
神殿を彷彿とさせる内部は、数多くの大理石を使った柱や重厚な手すりを持つ階段とそれを取り込む回廊があり、踊り場のステンドグラスには裁判所らしく罪と罰を量る天秤が描かれています。
まとめ
現代風に姿を変えつつ、現在も活躍しながら訪れる人々を虜にする歴史的な建造物たち。晴天の青空のもとに映える建物も素敵ですが、夕暮れからライトアップされる頃の歴史的建造物の美しさには心を奪われるようです。ぜひ、訪れて、彼らが語りかける何かを感じてみてはいかがでしょう。
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