旅行の準備

【海外旅行のスリ対策】犯罪例と防止策を簡単にチェック!

海外旅行の楽しみのひとつには、SNS映えする写真を撮ることっていう方いらっしゃいませんか?SNSにUPして、「いいね~」をいっぱい貰うのって快感ですよね♡

 

でも、そこで注意しないといけないのが、スリなどの軽犯罪です。実は、最近のスリの犯人が狙うのは“写真を撮っているとき”なんだとか。スリ対策をきちんすれば、より楽しい旅になること間違いなし!ぜひ、参考にしてくださいね。

 
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軽犯罪が多い観光地って何処?

イタリアのローマやフィレンツェ、スペインのバルセロナやマドリッド、フランスのパリ、アジア圏ではベトナムのハノイがBEST10に入るようです。意外だったのがオランダのアムステルダムやチェコのプラハもランキングに入っています。

 

ヨーロッパ圏では、特に軽犯罪が数多く報告されています。人気観光地はスリ犯の巣窟となっているようです。有名観光地の人気スポットの建物や景色を眺めているときや、写真に夢中になっているときは要注意。駅やバス停、ATMでお金を下しているときも狙われやすいようです。

 

日本は犯罪率が低い国TOP3に入るほど安全です。海外は日本ほど安全ではないので、気を引き締めて行動してくださいね。

 

どんな軽犯罪が考えられる?

スリの他には置き引きやひったくりなど、色々な軽犯罪が起っています。イタリアでは、スリ目的で馴れ馴れしく声をかけて来るというケースも多く、他にも、大勢で取り囲むとか、立ちふさがる、押す、物を落とすなど、気持ちを他に向けている間に犯行に及ぶケースが多いんです。

 

実際に起きている軽犯罪手口と対策

・写真撮影中

【犯罪例】
スマホやカメラで、いい写真を撮ろうとしているときに気が付いたら貴重品がなかったなんてことも。
【対策】
複数での観光なら、一人が撮影しているとき、他の一人が周囲を警戒しておく。
荷物は足元に置かない。
カメラストラップやハンドストラップなど防犯グッズを利用する。

 

・メトロ(地下鉄)

【犯罪例】
構内が混雑しているときに、気が付いたら被害を受けていた。
車内で女性に取り囲まれて、身動きを取れなくされた状態で被害に遭った。
コインをまき散らされて、気持ちがそちらに集中しているときに貴重品を取られた。
【対策】
混雑する時間は避け、混んでいる電車は乗り過ごし次の電車にのる。
人から見えるズボンの後ろのポケットや上着には貴重品を入れない。
バッグの口が閉まらないものは使わない。
構内のエレベータは、なるべく利用しない。(利用する際は、周りに十分注意する)
いかなる場合でも、足元に荷物を置かない。

 

・路上

【犯罪例】
路上を歩いているときに、2人組のバイクにハンドバックをすられた。
【対策】
車道側の手で、荷物を持たない。
犯罪に合いにくいボディーバッグなどを用意し、バッグの部分が体の前に来るようにして体に密着させる。
できれば上着などを着て、ショルダー部分を隠す。
貴重品は分散して持ち、大金を持ち歩かない。現金とパスポートは別々に。
ダミーの財布も用意しておきましょう。

 

■悪質なケース
・睡眠薬を使用したケース
【犯罪例】
観光地のガイドを申し出た後、アイスクリームやジュースなどに睡眠薬を混入させ食べさせる。
【対策】
相手が日本語で話しかけてきても、相手にしない。安易に信用しない。
見知らぬ人からの、飲食物に口をつけない。

 

・偽装警察官
【犯罪例】
驚くことに、警察官を名乗り突然麻薬所持などを理由に、所持品検査と称しパスポートや財布などの提示を求められ一部の貴重品を盗まれた。
空港内で税関職員を名乗るケースも報告されているようです。また、ファッションデザイナーを称し、新作バッグ(二束三文)と称し高額で売りつけられた。
【対策】
最近は偽りの警察官身分証明書を持っている場合もあるようです。私服警官には気をつける。
警官はパスポートの提示は求めても、財布を要求するケースはない。
財布の提示を求められたら、「警察署以外では見せない」ときっぱり断りましょう。

 

被害に遭ってしまったら…

・第一に現地警察へ
盗難や事件に巻き込まれたら、即現地警察に届けましょう。被害届を出し、盗難証明書を発行してもらってくださいね。パスポートの再発行や保険請求などあらゆる場面で必要になります。できれば、ビジネス街より観光地慣れした警察に届けを出した方がスムーズなこともあるようです。

 

・在外公館

海外でトラブったら大使館や総領事館に、相談にのってもらうことを考えましょう。海外旅行前に、渡航先の大使館などの住所や連絡先などをメモしていきましょう。
パスポートの再発行や渡航書の発給などはもちろん、もし、自分が連絡取れない状況に陥った場合は、家族へ連絡もしてくれます。ひったくりなどで怪我を伴ったときは、医療機関への通訳や弁護士などの情報提供もしてくれます。

参照サイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/index.html

 

・民間
海外旅行保険やクレジットカード会社の、ヘルプデスクを利用する方法もお忘れなく。クレジットカードの盗難では、カード停止も迅速に行う必要があります。
ツアーなど旅行代理店を通している場合は、そちらを使うことも有効です。案内が日本語で24時間体制なので便利です。旅行会社なので、旅行に関する情報も入手できるので安心感も得られるかも。海外旅行保険は、出発前に手配しておきましょう。

 

外務省のHP

外務省のHPにも犯罪に関する注意を呼び掛けているので添付します。ちょっと多いですが、一読しておくと海外旅行もさらに楽しくなると思います。

安全対策基礎データ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_170.html

安全の手引
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/france_manual.html

 

まとめ

色々な被害を組み入れてご紹介したので、海外旅行は怖いってイメージを持った方もいらっしゃるでしょう。でも、そんなことはありません。危険なところは避けて、貴重品はなるべく人の目に触れないように気をつけて行動していれば大丈夫。
“Have a safe trip”

 

 
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