国内旅行よりもリーズナブルに旅できる地といえば、「ソウル」が頭に浮かぶ方も多いのでは?観光客が使うソウルの一般的な交通手段は、地下鉄とタクシーだと思います。一番便利な交通手段は、路線も充実しておりお値打ちに目的地に行けるバスなんですよ。
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もくじ
ソウル市内のバスの利点
・ソウルの市内バスは、4つに色分けされています。番号も方面別に整理されており、バス同士はもちろん、地下鉄とも連携しています。
・T-moneyカード(地下鉄や加盟コンビニなどで購入可能)を使えば、バスを降りて30分以内の乗り換えなら、地下鉄とバス共に乗り継ぎ運賃は通しで乗ることができます。
・ソウルのバスは、路線が40以上あり、停留所も多いので地下鉄より目的地の近くまで行くことができます。
・バスには専用レーンがあるので、渋滞と重ならなければ、地下鉄よりも早く目的地に着けます。
ソウル市内バスの種類
ブルーバス
都心とソウル郊外をつなぐ、ソウル市内の中でも長距離を走るバスです。「幹線路線バス」ともいい、番号は3桁です。運賃は現金で1,300ウォン、T-moneyカードは1,200ウォンです。
グリーンバス
ソウルのエリアとエリアを結ぶ支線バス。ブルーバスなどの幹線バスや地下鉄への乗り換えに便利なのもこのバスの特徴です。「地下鉄との連携路線」ともいい、番号は4桁です。バスの料金はブルーバスと同じく、運賃は現金で1,300ウォン、T-moneyカードは1,200ウォンです。
支線路線には、小型のマウルバスもあります。走行距離は短いですが、料金がリーズナブルに設定されているのが利点です。番号は、区名+2桁。バス料金は現金で900ウォン、T-moneyカードは1,000ウォンです。
イエローバス
市内中心部を観光するのに便利なバス。比較的狭い距離を循環しています。番号は2桁で、運賃は現金で1,200ウォン、T-moneyカードは1,100ウォンです。
レッドバス
急いで広範囲を観光したい方は、「知っておくと役立つかも?」の急行バス。バス停は少ないですが首都圏郊外と都市部を直結しています。広域路線で、番号は4桁です。運賃はちょっとリッチで、現金で2,650ウォン、T-moneyカードは2,300ウォンです。
ソウルの市内バスの乗り方と注意点
バス停をみつけて乗る
バス停には路線番号と路線地図が掲載されています。
自分が乗りたいバスが着たら乗る
バス停にはたくさんのバスが列をなしています。日本のようにバス停前で待っていたら乗れません。乗りたいバスの色をみつけたらバスまで歩き、番号を確かめて止まっているところから乗りましょう。乗るときは、前から乗り後ろから降りるのが基本です。サバイバル気分を楽しめるのが、ソウルの市内バスの楽しみ方かも。
バスに乗ったら、T-moneyカードなどの交通カードをセンサーにタッチしましょう
ピッという音がするので、耳を澄ませて確認してくださいね。現金の方は、乗る前に小銭を準備し、乗るときに払いましょう。
降りたい場所のアナウンスがあったら、降車合図ボタンを押しましょう
アナウンスは、次の停留所と、その次の停留所のアナウンスが流れます。「イボン○○、タウム○○」という形です。「イボン=次」、「タウム=次の次」と覚えておきましょう。
バスを降りるときにも、乗るときと同じく交通カードをセンサーにタッチしましょう
日本とは違い停車してから降りる準備をするのはNG。のんびりしていると、精算の途中でバスのドアが閉まり発車することがあるので、減速をはじめたら注意しながらドアのそばまで行きましょう。
韓国観光で覚えておきたい、ブルーの143番バス
143番バスは、ソウルでも人気の路線です。地下鉄では乗り換えが必要なエリアで不便ですが、サクッと行動したいなら143番バスがおすすめです。
行けるおすすめ観光地
恵化洞ロータリー・鐘路3街・ロッテ百貨店・新世界・鐘路5街など。
まとめ
初心者にはちょっとハードルが高いソウルの市内バス。でも、乗りこなせば、こんなに便利な乗り物はありません。明洞やソウル駅から南山Nタワーへ行くイエローバス(02・03・05)もあるので、手始めにバスに乗っての南山Nタワー観光を楽しんでみてはいかがでしょう。
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