ブルガリア

ブルガリアの自然に感動!リラ屈指の観光名所「リラの7湖」

リラ国立公園内には120以上の氷河湖があり、中でもスルザタ湖やブリズナカ湖など「リラの7湖」と呼ばれる湖は美しいことで知られています。今回は、リラに行ったら必見の観光スポット「リラの7湖」をご紹介します。

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「リラの7湖」とは?


ブルガリア屈指の観光地といえば、世界遺産の「リラ修道院」でしょう。修道院のあるリラ修道院自然公園の周辺は、リラ山脈のほとんどを有する国立公園があり81.064ヘクタールの敷地内には、バルカン半島の中でも美しく迫力の自然が広がっていると人気を博しています。その中でも、「リラの7湖(セデムテ・エゼラ)」は、一生に一度は見るべき絶景として、国内はもちろん海外トラベラーをも魅了しています。


元々「リラ」とは、トラキア語で「豊かな水のある場所」という意味です。7湖は氷河によって形成された氷河湖は、個性的な形をしています。リラの山々の雪解け水をたたえた湖には、青い空や白い雲、山々を映し出しており、息を飲むほどの眺望を見ることができます。また、国立公園内には7湖を巡るコースをはじめ、さまざまなトレッキングコースも設置しています。ここにはヒグマやオオカミ、雷鳥など3000種類以上もの貴重な動物たちも生息しています。

「リラの7湖」の魅力


ブルガリア屈指のインスタ映えの絶景を望めるスポットとして有名な「リラの7湖」。お手軽なハイキングコースから雪山トレッキングまで、楽しみ方も多彩です。天気の日は少ないですが、晴れた日の景色は素晴らしいもの。

スルザタ湖


7湖で最も標高の高い2535mに位置する湖です。スルザタ湖は「涙」という意味を持っており、透き通った水を涙に例え名付けられています。

オコト湖


スルザタ湖の次に標高の高い位置にあるのが、楕円形をしたオコト湖です。オコトは、「目」を意味しています。深さは37.5mもあり、中ほどの深いところの藍色が美しいといわれています。
尾根沿いから高いところに登ると、「スルザタ湖」を見下ろすことができます。また、ここから下にある、「ブリズナカ湖(双子)」、「トリリストニカ湖(三枚葉)」、「リボノト湖(魚の棲む)」、「ドルノト湖(下)」も、見下ろせます。

ブブレカ湖


高いところから3番目にあるのがブブレカ湖です。ブブレカは、「腎臓」を意味しています。もちろん形が人間の腎臓に似ているからです。上流から流れて来る澄んだ水の中には、ニジマスなどの魚たちが気持ちよさそうに泳いでいるのも見物です。

訪れる際の注意事項


トレッキングコースも色々用意されているので、体力に合わせて選ぶことができます。でも、足場の悪いところもあるので、サンダルなどは避けるべき。歩きやすい靴と山歩きに適した服装で訪れてくださいね。
天候が変わりやすいので雨具と暖かい衣服を用意することをおすすめします。日焼け止めはもちろん、日よけの帽子とサングラスもあったら尚可です。また、世界遺産のリラ修道院にも行かれる方は、露出度の高い服やハイヒールでの入場はできないので注意してくださいね!
一番おすすめの時期は、8月上旬の10日。ほとんど雨がないので、青空と山脈、湖のコラボが素晴らしく、絵葉書のような景色を見ることができます。

まとめ


リラの7湖に訪れるためのチェア・リフトの起点となる、温泉の町として有名な小さな町サバレヴァ・バーニャは、宿泊の場として選ぶのもおすすめです。また、テントを持参してキャンプをするのも、山小屋に宿泊するのも、ブルガリアの大自然を満喫する絶好の楽しみ方です。ぜひ。

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