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パリ協定から正式離脱した、米国の大統領トランプ氏ってどんな人?

強気な姿勢でグイグイと世界を牽引する、現アメリカ大統領トランプ氏。気候変動問題で、「裏切ったら私たちは絶対に許さない」といった16歳の女の子グレタ・トゥーンベリさんの訴えを尻目に、パリ協定からの正式離脱を表明しました。そんなアメリカの大統領トランプ氏っていったいどんな人なんでしょう。

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アメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領ってどんな人?


出典:ウィキメディアコモンズ
アメリカ第45代アメリカ合衆国の大統領「ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump)」。第二次世界大戦へ世界中を巻き込んだ、史上最悪の独裁者「ヒトラー」の再来と恐れられています。でも不動産王として威厳をみせる反面、庶民的なハンバーガーとTwitter好きのキュートで親しみやすい一面があることも有名ですね!
やり手実業家で不動産王というイメージが強いトランプ氏は、裕福な家庭の四男坊として、1946年6月14日にNYで誕生しています。少年時代には、素行不良でNY・ミリタリー・アカデミーに転入をさせられる苦い経験をしています。その後、フォーダム大学に2年通った後、不動産の専門学科があるペンシルベニア大学ウォートン校ファイナンス学科を卒業しました。

父の後を継ぐトランプ氏


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父の経営する「エリザベス・トランプ・アンド・サン」で、不動産と投資を学び、その後を継いだ事業を成功させています。でも、3度の(4度との説も)破産を経験しましたが、自分を信じて挑戦し着実に実業家として成功者の道を歩んでいます。
2007年に世界を震撼させた「サブプライム問題」のあおりをうけて、倒産申請せざる終えない大失敗も犯しました。「やられたら倍返しする」強いトランプ氏を作り出したのは、このつらい経験があったからかも。それを微塵もみせない“あっぱれな男!”といえるのでは?借金地獄からトランプ氏を救い大富豪にした知日派の「現商務長官ウィルバー・ロス氏」は、彼にとって人生の宝物のような存在でしょう。
NYマンハッタンのミッドタウンにある「トランプ・タワー」は、人気の観光地の一つです。他にも、「トランプ・プラザ」や「トランプ・マリーナ」など、自分の名前を冠にした会社を経営しています。資産総額は37億ドル!高層ビルやホテル、マンションを所有し、アメリカやスコットランド、アイルランドにゴルフリゾートやコース、カジノも持っています。旅客機1機にヘリコプター3機、小型ジェット1機を所有しています。その他にもワイナリーなどさまざまな事業を展開するビジネス王です。

トランプ氏アメリカ大統領になる


出典:ウィキメディアコモンズ
2016年11月にトランプ氏が立候補したときの対立候補って、誰か覚えていますか?ヒラリー・クリントンさんです。実は、当選が決まるまで、ヒラリーさんの勝利を誰もが疑いませんでした。98%ヒラリーさんと予想していたメディアもあるくらい。トランプ氏が、第45代大統領になるなんて誰も思ってなかったといって過言ではなかったんです。
トランプ氏を支持した共和党候補の中には、「今回の選挙は民主党のヒラリーで決まりだから、2020年の選挙は共和党を目指そう」と、静止したやり手マンもいたようです。だってこのときのアメリカは、初の女性大統領が誕生すると湧いていたんですもの。
でも、トランプ氏が選挙に勝てた勝因の一つに、白人労働者層の気持ちに立った選挙活動をし、彼らを取り込むことができたからだとか。これも、苦労しながら実業家として成功したトランプ氏の、弱い立場の人に寄り添い、世の中の流れに敏感に反応できた憎い部分が当選への鍵を握ったといえます。でも、トランプ氏が当選したことで、世界がカオス状態に陥ったのです。

大統領となったトランプ氏


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選挙に勝ったトランプ氏は、2017年1月20日に大統領に就任しました。ロシアの力を借りて選挙に勝ったとロシア疑惑が浮上するも、実力でのし上がったトランプ大統領。「強いアメリカの再生」を目指した高齢大統領ロナルド・レーガン氏(69歳349日)より年上(70歳220日)の、大統領が誕生したのです。
トランプ氏の政策は、「アメリカ第一主義(アメリカン・ファースト)」を掲げています。これは、「アメリカ国内の立て直しを最優先する。国際的な関与は控える」というもの。トランプ氏は、「アメリカは世界の警察官ではない」と言明したのです。日本を助けてくれていた、アメリカが自国第一主義を掲げたことは、日本人にも影響がありそうですね。
国力の低下や格差を感じるアメリカ人にとっては、自国の事を第一に考えてくれるトランプ大統領こそが、真のトップリーダーと信じるのがまともでしょう。でも、裏を返せば、アメリカの力が弱くなりつつある現実を、突きつけられているようなものだと思います。

強気のトランプ氏もさすがに涙


出典:ウィキメディアコモンズ
過激な発言の連発による批判をよそに、2020年の大統領選挙で再選すべきと42%もの数字を打ち出しました。これは、過去最高の数字だとか。弾劾や罷免をいわれるも上院が弾劾や罷免する可能性は低いようです。
これまで、ニューヨークタイムズは「最悪の新聞だ!」とかCNNは「偏見報道が過ぎる!」とか、米メディアにも食って掛かっています。ウクライナ疑惑問題も絡む連日の弾劾追及では、「すべてはサーカス、茶番劇だ」と強気な態度を崩さないトランプ氏も、あまりの追及に涙顔になったとか。ウクライナゲート疑惑問題では、更にトランプ氏たたきが加速しそうなのです。

パリ協定正式脱退を表明したトランプ氏


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パリ協定は、2020年からの温暖化対策の国際ルールの事です。先進国は京都議定書で温室効果ガス排出量の削減義務を負い、それを継承し2015年12月にパリで開かれた国連気候変動会議で採択されたのが「パリ協定」です。
地球の将来を左右する環境問題に、2017年6月から2年以上もトランプ氏は離脱を表明しており今回正式通告したのです。その理由は、アメリカに「不公平な経済的負担を強いている」というもの。世界の排出量の内、55%以上の削減が必要で、先進国アメリカの出遅れは深刻な問題です。でも、このままいけば、2020年11月4日に正式な離脱が決定します。冒頭で触れた、スウェーデン人のグレタ・トゥーンベリさんが激怒した理由も分かるでしょう。「アメリカ第一主義」より、青く美しい地球を守ってほしいと思うのは私だけでしょうか?

まとめ


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2020年に、アメリカ大統領の総選挙が行われます。再選すべきとの声もあるトランプ大統領ですが、生き残るにはエンターテイメント性が必要だという声も。でも、国外のトランプ政権の見方は冷ややかで好感度は43%です。今後のアメリカの先行きには目を離せませんね。

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