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知的旅のモチベーションアップにおすすめ!世界の音楽祭BEST5

世界には三大カーニバルや三大劇場や三大美術館など、一生に一度は行ってみたいところはたくさんありますよね。余裕のある海外旅行には、音楽祭はもってこい。メジャーな海外旅行に飽きた方は、音楽祭巡りを楽しむ旅行も乙なもの。今回は、世界が誇るおすすめの音楽祭BEST5をご紹介します。

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やっぱり行ってみたいのは、世界の三大音楽祭にあげられる「バイロイト音楽祭」、「ザルツブルク音楽祭」、「フィレンツェ五月音楽祭」でしょう。でも、ワーグナーやモーツアルトなど、著名な作曲家たち発祥の地で行われる音楽祭に参加したいのも人情です。世界遺産を巡る旅のおまけに、音楽祭をプラスするのもいいかも。それでは、筆者が独断と偏見で選んだ、世界のおすすめ音楽祭を5つご紹介します。

バイロイト音楽祭

バイロイトは、リヒャルト・ワーグナーの「聖地」と称される、ドイツ連邦バイエルン州北部フランケン地方に位置する小さな町です。バイロイト音楽祭には、毎年7月25日~8月29日の間に行われ10万人が訪れています。別名リヒャルト・ワーグナー(Richard-Wagner-Festspiele)音楽祭とも呼ばれており、ワーグナー家の末裔がプロデュースしておりワーグナーのオペラや楽劇のみを上演しています。


会場の「バイロイト祝祭劇場」は、狂王として有名なバイエルン国王のルートヴィヒ2世の庇護により、ワーグナー最高傑作『ニーベルリングの指輪』の4部作上演のために彼自身が創設しています。ルートヴィヒ2世といえば、ノイシュヴァンシュタイン城を建てたことでも有名ですね。ドイツの片田舎の緑に囲まれた、木造建ての歴史ある建物(オペラハウス)も見学の価値ありです。オーケストラ・ピットが地下にあり、地の底から響くような感覚は他では味わえないかも。
2020年の演目は、タンホイザー、マイスタージンガー、ローエングリン、ラインの黄金、ジークフリート、ニーベルングの指輪でしたが、コロナの影響で中止となりました。2021年は、この演目で行われる予定です。

アクセス:鉄道バイロイト中央(BAYREUTH)駅から車で約2分。徒歩では15分。
サイト:https://www.bayreuther-festspiele.de/

白夜の星国際音楽祭


ロシア旅行で体験したいことのひとつは、白夜ではないでしょうか?ロシアの芸術都市サンクトペテルブルクで、白夜の中上演されるオペラやバレエは雰囲気もよく最高の思い出になるはず。白夜の星国際音楽祭は、日の暮れない白夜の頃の、5月下旬~7月上旬に行われています。

マリインスキー劇場は1783年に、ロシア帝国の首都だったこの地に「女帝エカチェリーナ2世」により創設された帝国劇場です。グリンカの『皇帝に捧げし命』、ムソルグスキーの『ボリス・ゴドゥノフ』、チャイコフスキーの『スペードの女王』のオペラを初演しており、『白鳥の湖』、『眠れぬ森の美女』、『くるみ割り人形』のバレエもここで誕生しています。
「エルミタージュ美術館」、「血の上の救世主教会」など世界遺産の建造群を巡り、白夜と伝統ある劇場でワレリー・ゲルギエフがプロデュースする芸術に陶酔してはいかがでしょう。

アクセス:中央広場近くのバス停から51番に乗り約20分。帰りは、ホテル経由でタクシーを予約するのがおすすめです。
サイト:https://www.mariinsky-theatre.com/festival/

ドロットニングホルム宮廷劇場


スゥエーデンの首都ストックホルムから西の小島にある、ドロットニングホルム宮廷劇場で行われる夏の音楽祭です。1766年にロヴィーサ・ウルリカ王妃によって建てられた、世界最古のオペラハウスで行われています。ドロットニングホルム宮殿に隣接しており、宮殿と共に「ドロットニングホルムの王領地」として世界遺産に登録されました。
ハイドンやモーツアルトなど、18世紀のオペラを上演しています。人力の転換装置を使うユニークな場面や、オーケストラの奏者たちが18世紀の衣装をまとうなど、席数は450と少ないですが、プラスの面白さも無限大です。由緒ある現役の宮廷劇場で、近世オペラを味わってみませんか?

アクセス:地下鉄グリーンラインでブロマプラン(Brommaplan)駅へ。駅からバスで約40分。(夏期はストックホルム中心部~ドロットニングホルム宮殿前までの観光フェリーあり。)
サイト:https://dtm.se/#set-1

ザルツブルク音楽祭(ザルツブルクの祝祭上演)


2020年に100周年を迎えた、毎年20万人の入場者を誇る世界の音楽祭の中でもゴージャスで有名な夏の音楽祭。オーストリアのザルツブルクといえば、モーツアルト誕生の地で音楽の街としても認識されています。元々この音楽祭は、モーツアルトの像を建立した記念に催された音楽祭でした。マックス・ラインハルトが創設しており、その後ヘルベルト・フォン・カラヤンが育てています。
ザルツブルク祝祭大劇場は、1960年にクレメンス・ホルツマイスターの設計で完成しました。レジデント・オーケストラは国内最高峰の「ウィーン・フィル」という豪華さです。もちろん、オペラの中には毎年必ずモーツアルトの曲が入っています。「塩の城」という意味の街は小さく穏やかですが、「北のローマ」や「北のフィレンツェ」と称されるほどの魅力に満ちています。古き良き時代を彷彿とさせる市街の歴史地区には、音楽にまつわる遺産も多く残っており世界遺産に登録されています。

アクセス:ザルツブルク中央駅から徒歩で約20分
サイト:https://www.salzburgerfestspiele.at/en/

ヴェローナ・オペラ・フェスティバル


イタリアで見たい遺産といえば、ローマ時代の円形闘技場もそのひとつ。フェスティバルが行われる「アレーナ・ディ・ヴェローナ」は、ローマのコロッセオとナポリの円形劇場に次ぐ、国内3番目の大きさです。収容人数16,000人という巨大な古代闘技場で開催されるヴェローナ・オペラ・フェスティバルは、音響効果も出演者のレベルも高く、ヨーロッパ最大の野外オペラフェスティバルと称賛されています。
イタリアのロマン派音楽の作曲家「ジュゼッペ・ヴェルディ」の生誕100年を記念して開催され、現在では夏の風物詩となっています。1947年にイタリアデビューを飾ったマリア・カラスを始め、イタリアオペラ界のスターの中で、ここで歌っていない者はない登竜門的な存在です。オペラハウスや劇場では感じられないスケールの大きな野外音楽祭は、一生に一度は参加したい音楽祭のひとつですね。ヴェローナの野外フェスで、イタリアの夏の夜長をオペラ観賞しながら満喫してみませんか。
ヴェローナはシェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』、『ロミオとジュリエット』誕生の地で、中世の美しい街並みが残る市街は世界遺産に登録されています。

アクセス:ポルタ・ヌオーヴァ駅から徒歩で約15分。
サイト:https://www.arena.it/arena/en

まとめ


ご紹介した音楽祭は、世界中でほんの一握りもありません。どれも、人気の高い音楽祭なので、チケットはもちろんホテルもなかなか取れないのが現状です。ツアーなどで参加するのもおすすめ。せっかくの海外旅行を、さらに楽しむためのスパイスにぜひ音楽祭を加えてはいかがでしょう。

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