ベルギー

魅力満載のベルギーの首都ブリュッセルでしたいことって?

ベルギーと言ったら、チョコレートにビールなど美食を思い浮かべる方が多いのでは?ベルギーの首都ブリュッセルは、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)の本部があり、欧州の中心的機能を果たす重要な街なんです。数多くのアール・ヌーヴォーが残存する美しい街としても有名です。今回は、ベルギーの首都ブリュッセルの旅でしたいことベスト10をご紹介します。

スポンサードリンク

ブリュッセルってどんな街?

食いしん坊さんに歴史ファン、複数の文化が息づくアート好きにも評価の高い街です。小ぢんまりとした街を観光するなら中世の城壁を辿って、中央駅から巡るのが王道。豊潤な食文化を堪能しながら伝統美を誇る建物を見物し、石畳を歩きながら古き良きヨーロパの面影に陶酔するのも◎。バイリンガルな市民のファッションを眺めながら歩くのも楽しいですよ!それでは、ブリュッセルでしたいことベスト10をご紹介します。

やっぱりガッカリ?ブリュッセルのシンボル「小便小僧」

フラマン人彫刻家・ジェローム・デュケノワが、1619年に作成したのが、小便小僧の始まりです。現在は盗難予防のためレプリカが飾られていますが、オリジナルはブリュッセル市立博物館(王の家)に所蔵されています。
1,000着以上ある衣装を着た、小便小僧と出会えるかもしれません。世界3大がっかりのひとつとされていますが、グラン・プラスから小便小僧までの道のりには、ベルギーワッフルを堪能できるお店が軒を連ねているので、食を楽しみながら訪れてみてはいかがでしょう。

世界遺産のグラン・プラス

ヴィクトル・ユゴーが、「世界で最も豪華な広場」と称賛した世界遺産の広場です。四方には綿密な装飾を施した歴史的建造物が立ち、眺めているだけで中世にタイムトリップしている気分に浸れるはず。欧州ロマンを感じながら、文化的なベルギーらしさを味わってはいかがでしょう。

中世ヨーロッパを満喫しながらショッピング!ギャルリー・サンチュベール

全長約212mの欧州最古のアーケード街。1847年にクリュイズナールの設計で建造され、当時から雨の日もお買物が楽しめるショッピングモールとして人気だったとか。アール・ヌーヴォーの装飾を眺めそぞろ歩きをしながら、軒を連ねる老舗カフェや有名ショコラティエでベルギーらしい休日を楽しむのも乙!

メイドインベルギーを大人買いするならルイーズ通り

ルイーズ通りは、ベルギーファッションの発祥地として有名です。落ち着いた高級感漂う古い町並みは「小パリ」と称されており、おしゃれに敏感な方なら一生に一度は行ってみたい場所のはず。ブランドショップをひと通り巡った後は、裏通りの可愛らしい雑貨店巡りをして掘り出し物を探してみては?おしゃれな日常を楽しむための買物なら「ディル&カミーユ」がおすすめですよ!

おしゃれなベルギーカフェでちょっと一息

ベルギースイーツをおしゃれなカフェで堪能したい、女子旅を計画中の方もいるのでは?ワッフルはもちろん自慢のチョコレートを使ったスイーツ、ショコラティエに訪れるのもベルギーらしい観光でしょう。
ブリュッセルのワッフルは、表面がカリッと中はサクサクで軽い食感が特徴です。フルーツやクリームをトッピングしたのが王道。180年の歴史を持つ「メゾン・ダンドワ」は、一度は行っておきたいカフェです。
また、ブリュッセルには、多種多様なショコラトリーが点在しています。カフェスペースを設けているお店もあるので、ぜひ。おすすめは、5種類のチョコをチョイスして味わえる「ローラン・ジェルボー」です。

華麗なるアール・ヌーヴォーの世界をどうぞ!

ヨーロッパに行ったら絶対見たいもののひとつが、華麗な装飾が素晴らしいアール・ヌーヴォーでしょう。ルイーズ地区には中世の趣を残す邸宅が残っており、フランス語ですがツアーもありますよ!
他にも、メトロポールや楽器博物館、先ほどご紹介した、ギャルリー・サンチュベールもぜひ。アール・ヌーヴォーのインテリアに囲まれて、伝統的な食事ができるレストラン「レ・ブリジティヌ」で、贅沢なひとときはいかがでしょう。

本場の味ベルギーチョコの味比べ

ベルギーチョコの誘惑に、勝てる人はいないかも。王室御用達の伝統店「ヴィタメール」や天才ショコラティエの繊細な味を堪能できる「ガレー」、革命的なチョコプラリーヌを生んだ老舗の「ノイハウス」などがおすすめです。通りがかりのお店に入ってみるのも、観光の楽しみのひとつかも。ショコラトリー(チョコレート専門店)巡りで、ベルギーチョコの味比べを楽しんでみてはいかがでしょう。

ベルギーで最高の格式を誇るサン・ミッシェル大聖堂

ベルギーで最も格式の高い、荘厳なゴシック様式の大聖堂です。13世紀から約400年もの月日をかけて建設されました。16世紀のステンドグラスや双塔の頂上から響き渡る49個の鐘の音は必見です。また、美しいと評価の高いパイプオルガンの音色は、1日2回のミサで聞くことができます。1516年のカール5世の戴冠式が行われており、ベルギー王室の冠婚葬祭にも利用される由緒ある大聖堂は訪れるべきスポットです!

1,000種類以上を誇るビール大国ベルギーで乾杯

世界的に有名なベルギービールは、1日の疲れを癒すのにも最高の旅アイテム。古くから愛される伝統ビールはもちろん、新進気鋭の近代的なビールもありますよ!上面発酵ビールの「エール」と、ブリュッセル近郊で作られる自然発酵ビールの「ランビック・ビール」は、ベルギーに行ったら味わっておくべき。ベルギービールの楽しみ方は、冷やさずに酸味や香りを堪能すること。せっかくのベルギー旅行、夜だけでなくビアカフェで地ビールを堪能するのもいいかも。ビールのお供には、ベルギーで人気のムール貝。
昔銀行だった18世紀の建物を利用した「ベルガ・クイーン」や自家製のランビックを味わえる1877年創業の老舗「ア・ラ・ベカス」、テラス席でベルギービールを楽しむなら100年の歴史を持つ「ファルスタッフ」がおすすめです。

おまけで見るべきブリュッセル中央駅

アールデコ様式の美しい駅舎で有名な、ブリュッセルに3つある主要駅のひとつです。1952年に開業し、2003年から5年かけて整備され生まれ変わりました。アールデコの美しい駅舎と美しいフォルムは、フォトジェニックな写真を撮れること請け合いです。夜の内部から照らされた姿もステキ!

まとめ

ベルギーの首都ブリュッセルは、美しい街並みを歩くだけでも行く価値がある素晴らしい街です。ここでご紹介したスポット以外に、ベルギーを代表するルネ・マグリットの傑作を見られる王立美術館や1403年に完成したブリュッセル最古のノートルダム・ド・ラ・シャペル教会など見どころはまだまだたくさんあります。ぜひ、訪れてブリュッセルの魅力を満喫してくださいね!

スポンサードリンク