楽しい旅行も雨が降っちゃ台無し！雨でも楽しい旅をするには？

梅雨があり湿気の多い日本は、「雨の日が多い国」というイメージがあります。
実は、海外にも、雨の日が多い国があるんです。

特に有名なのがオーストラリアのマッコーリー島。雨の日は年間307日だとか。
今回は「雨でも楽しい旅行をするには？」というテーマでお話ししたいと思います。

1 世界の降水量の傾向
2 雨降りでも海外旅行を楽しむコツ
3 まとめ

世界の降水量の傾向

先ほどもご紹介した通り、年間で雨の多い地域のランキングで、1位はオーストラリアのマッコーリー島の307日で、年間の約84％を占めています。2位はグアムで221.8日。3位は日本の新潟上越市の206.9日とか。

ニューカレドニアのヌメアをはじめ、マレーシアのクアラルンプールやカナダのバンクーバー、イギリスのロンドンなども、150日を超えています。他にも、シンガポールやインド、インドネシアなどのアジア地域やアメリカのシアトルやオーストラリア、カメルーンなどは雨が多い印象があります。

日本が雨の多い国というのは現実で、傘の所有本数で世界第1位なのは日本の3.3本（世界平均2.4本）とか。皆さんも、ジャンボ傘に折り畳み傘など雨傘の所有が1本という方は少ないのでは？

雨降りでも海外旅行を楽しむコツ

海外旅行は前もって飛行機やホテルの予約をするので天候までは把握することができません。雨が降っても、台風など嵐でなければ、予定を決行する方って多いと思います。そんな時にもっておけば便利なグッズって何があるでしょう？簡単にですが、もっていて便利だったものをご紹介します。

雨具は軽くて体を守れるものを

スマホサイズの小さな折り畳みの傘やポケットカッパはもちろんですが、鞄や買ったものなどがぬれないように防ぐ、大き目のビニール袋は何枚か用意しておくと便利です。今はレインブーツも折り畳み式があるので、探してみるのもおすすめ。

また、ぬれた時のための水分吸収シートや雨の日タオル、次の日ぐしゃぐしゃの靴を履かずに済むようにビーチサンダルを使用するのも◎（危険でない場所を歩く時）。
履き替え用の靴下、寒さ対策のカイロもあると便利です。

前もって雨でも楽しめる観光スポットを調べておく

海外旅行のプランニングをする時に、雨を想定しながら計画を立てる方って少ないですよね。でも、雨が心配な旅では、特に雨の日プランを立てておきましょう。例えばザ・シャードからのビッグベンやロンドン・アイなどの、雨の日の絶景を見るのもステキ！

美術館をはじめ博物館や図書館、水族館や商業施設など屋内施設で遊ぶのが一番です。大聖堂やお城などの屋内観光ができる施設もいいですね。イギリスなら、おしゃれなカフェでアフタヌーンティーを味わうのも魅力的！

あえてタワーの展望台に上って、雨の日の市街を見渡すのも旅の醍醐味ですね。屋内迷路（脱出ゲーム）や海外でしかできない実弾射撃体験なども楽しいかも。

他にも電車や車でのドライブや温泉施設、屋内スカイダイビングやスカッシュなどで汗を流すのも◎。
逆に、事前に調べるかホテルで情報収集をして、レストランやショップでの雨の日割引を利用しながら遊ぶのもお得感満載で満足感もUP。

雨季には、遊べる宿泊施設をチョイス

せっかくリゾートに来たのに、台風に見舞われて海にでられなかったなんて旅行、考えたことありますか？ホテル内で待機しながら、意味も分からない言葉のテレビを見ていたのが旅の思い出なんてしゃれになりません。

そんな時に備えて、遊べる宿泊施設を選ぶのも一つの方法。「台風だったけど楽しかったよね。」って、思い出話をしたいですよね！波やウォータースライダーがある屋内プールやスポーツ施設、ゲームセンターなどだけでなく、館内でダンスやライブ、ヨガや伝統工芸の手作り体験ができるホテルも意外に人気があります。海外リゾートならではのオールインクルーシブのホテルで、スパなどのリラクゼーション施設やカクテルや食事など、質の高いサービスを楽しむのもいいかも。

水族館や美術館、図書館が付いたホテルもあるので、自分にあった雨の日の過ごし方を堪能できるホテルをチョイスしましょう。

雨が降るとおすすめできない観光スポット

雨が降るとおすすめできない観光スポットは、足場の悪い道を走る絶景スポットや寺院巡り。海岸などで足場が滑りやすいところもかなり危険です。先ほどおすすめした美術館の中でも、自然光利用がコンセプトのスポットは魅力も半減しちゃいます。

雨の日の動物園は、「ちょっといいかも」って、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アイドル動物たちが室内に入って見られないなんてことも。衛生面に不安がある後進国の屋台などは、食中毒の恐れがあるので控えた方が賢明です。

雨でもおすすめの国は？

雨の日におすすめの国第1位はやっぱりシンガポールでしょう。日本ではできないカジノツアーやタイガービールの工場見学は大人に人気。女子には、何でも揃う巨大なデパートのヴィヴォ・シティをはじめ、シンガポールの銀座と呼ばれるオーチャードやリトルインディアのムスタファセンターでのお土産探しなどを楽しんでみてはいかがでしょう。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやリバーサファリなどの屋内観光施設も充実しています。